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新井見枝香「探してるものは そう遠くはないのかもしれない」エッセイ本【感想】

新井見枝香さんのエッセイ本を初めて読んでみた

こんにちは。つづくです。この本は、ツイッターで読書好きな方をフォローしまくっていて、出合った1冊です。

新井見枝香さんは私は全く存じ上げませんでした。本当に先入観ゼロで読みました。いやぁ~レビュー記事では絶対に「面白かった」を使わないようにしようと決心して臨んでいるんですけど、、、、

めちゃめちゃ面白かったです( ;∀;)

もう、声に出して笑いが止まらなくて。次女の添い寝の間にベッドスタンドをつけて読書したりするんですけど声を殺して読んでいても笑いで体が震えて

何と次女が「地震??( ゚Д゚)」と起きてしまったりしてっっ(ベッドが揺れて)

幸せな時間をありがとうございました!新井見枝香さん!!

とにかく共感した冒頭

冒頭に「バーベキューが似合わない」というエピソードがありますが、私も心底バーベキューが苦手です!

就職活動をしてて求人の内容に「アットホームな会社です!休日にはバーベキューをしたり社員旅行でどうのこうの・・・」と書いてあって、会社のHPには社員同士でにこやかにバーベキューを囲む楽しそうな写真が載せてあったりするともう私の場所ではないと却下になります。

うー、、、本好き=やっぱインドア気質てのはあるかもしれないですね。とっても仲がいい友達同士でも、やたらと気を遣ってしまって(焼かなきゃいけないかな、とか、あの人食べてるかな、飲み物あるかな、あれ焦げそうだな、野菜増やしたがいいかなと脳内がカオス)疲れるのです。仲良しでも!

こんな感じのエッセイとは思わず、冒頭からぐーっと引き込まれました。

やたら腑に落ちた「エッセイ」についての文章

印象に残るところを付箋を貼っていつも読むのですが、これを全て引用して感想を書いているとかなりの量になってしまうし、著者にも申し訳ないので一か所だけ引用させてください。※以下””の内容は「探しているものは そう遠くはないのかもしれない」より引用

本は、書く人読む人共通の言語で書かれており、プロの編集によって、読みやすく整えられている。しかし基本的には、書く人の頭の中で考えたことが文章になっている。

それなのに「私のことが書いてある!」だとか「まさに私のための本!」だとか、目を潤ませながら感激する読者がいるのはどうしたことか。(ここにもいる!)

見ず知らずのあなたのことを書けるわけはないし、ましてやあなたのためだけに書いたわけでもないだろう。

このことから、読者は自分にとって都合のよい読み方をする、よって、著者が何を意図しようが、読者がどう受け取るかは予測不可能、ということになる。

ここです!この流れの最後の太字のところ。

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↑この「君の膵臓をたべたい」の感想記事でも書いた、ストーリーとは関係ない「主人公がこぼした一言」に私はかなり感銘を受けて、そしてそれを裏付けるような内容に別の本(ここでいう”探してるものはそう遠くないかもしれない”)でまた出合ったりしてしまうんですよね(>_<)

どう理解するか、どう感じるかは「すべて受信したほうの感受性にゆだねられる」わけですよ。だから、同じ小説でもなんでも違う感想を持つ人たちが居るんですけど、違う本を読んでいて、しかも、小説とエッセイとジャンルも違うのに、繋がる一瞬があって、そういう時本当に呼吸困難的な感動に溺れてしまいます(>_<)

本当に人間は都合がよい生き物で、自分次第で幸せにでもなんでも生きられるのでは?という実感がわいてきます。

もう一つ、共感したエピソード

上↑で一か所だけ引用、、、と言いながらもう一か所だけ引用させてください。※以下””の内容は「探しているものは そう遠くはないのかもしれない」より引用

会社のすぐ近くにある上島珈琲で、冷たい黒糖ミルク珈琲(L)を飲み干さないと会社に行けない日がある。

これも、じーんとくる「わかるわかる」なんですよ、、、。私はこのサイトでもカテゴリーに地震体験記を作って書いてますけど、熊本地震で被災して家を建て直せず解体しています。

住むところが無くて、夫婦でいろんな人に手伝ってもらって探して探してやっと空く予定のマンションの部屋を見つけて押さえて内見もできないまま契約したんですね。

それが今の住居です。5人で住むには本当に狭い。とにかく自分以外の人間が近いんですよ。なので、なーんか、毎日毎日本屋とかカフェで飲み物を飲んで、家に戻る、という習慣がついてしまいました(^^;)自分をもう「無」にしてしまう感じです。一回空っぽにして、それから「母とか妻とか嫁」モードになって帰宅する。そしてまた「無」になりたくてカフェに行ったり(さすがに1日2回は行きませんが)。

自分で勝手に「あ~あるある、わかるわかる」と共感するのがエッセイの楽しいところですよね。本当に豊かな時間でした。

この本に出合えたツイッターに感謝

この本の紹介をツイートをしてくれた方、本当にありがとうございました。心底笑わせてもらって、そして共感もできて幸せな読書タイムでした。

最後まで読んでいただきありがとうございました!(´▽`*)

↑↑↑こちらもぜひ読んでみたい!!

以上、つづくでした。

自分のへの覚書

この本を知ったきっかけ ツイッターで目にして
読んだ時期 2018年11月